こんにちは。
前回のBlogの再開でお伝えしましたとおり、今回は「コロナ禍」の仕事場の整理・断捨離について書きつつ、リフレッシュした仕事場の様子についてお伝えさせて頂きたいと思います。
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約14年ほど前に今の自宅を建てた際に、一階部分の玄関・納戸とトイレ・階段以外、ほぼ全面に当たる23畳ほどのL字型のワンルームを、スタジオ&仕事場として使いやすいように設計してもらいました。
窓は元々の防音の二重サッシをさらに二重にし、断熱材は防音効果の高いものを選んだお陰で、24時間音が出せる環境になっただけではなく、外部の音も遮断してくれ、さらには冷暖房の効率もいいものになっています。
(2階で30キロ級のブルドックがソファから飛び降りる、ドスンという音がよく聞こえるのは、天井だけ防音をし忘れたゆえのご愛嬌ということで・・・。)
五線紙の棚&書籍の収納・衣装ダンス、などなどは使いやすいように自分で図面を書いてして作り付けにしてもらい、ピアノを置く床には補強材を入れ、Boseのスピーカーを天井から吊り、照明やコンセントの位置も全て指定して・・という具合。
『Og.MusicMaker』のアトリエとして、看板?もデザインしてもらっていて、さりげなく玄関ドアの横に表札としてかかっています。
(気づかない生徒さんもいるようですが・・。)
ワンルームの部屋の中を3つのコーナーに分けて、それぞれ事務コーナー(新陰流コーナーとして「刀置き」も含む)、接客ソファ、生徒の机とレッスンコーナー、譜面作成のコーナー、とそれぞれに使い分けているのですが、14年も経つといつの間にやら楽譜や書籍・その他諸々の『ものたち』が増え、いつの間にかコーナーごとの境目が無くなり、一時的に置いてあるものが入り乱れ・・とジワジワと収拾がつかなくなってきていました。
そこで先ずは初期のコーナー分けに戻すために、各コーナーごとの使っていないもの、読まなくなった書籍など捨てるに捨てられずに放っておいた(意識としては保存しておいた?)ものたちを、意を決して処分することに・・。
細かい本棚や家具、果ては何故か溜まってゆく喫煙具やライター、その他意味もなく価値がありそうに思えて大事に取っておいたものたち、などなど思い切って処分しまくりです。(量的には?でも、心理的にしまくった・・だけなのかな。)
たくさんある引き出しの中に「しまっておいた」はずが、いつの間にかあることすら「忘れていた」という、ほとんど使わなくなったものたち・・・。
まぁ、これだけ処分すると一旦は部屋の中がガランとして、『こんなに広かったのか!』と思えるほどに片付く景色が面白くて、本棚やテーブルを移動したり、ソファの向きをあれこれと変えてみたり・・。
何だか初期の物が少なかった頃の部屋に戻ったようで、とにかく新鮮なこと!
それぞれのコーナーが順番に整頓されていき、機能的に使いやすいような新たな工夫もできてきました。
それを機会に、パソコン周辺の電子機器については、一部修理、バージョンアップ、入れ替え、とこちらもアレンジ系の小編成のスコアからオーケストラのフルスコアまで、打ち込み作成が可能になったお陰で、
ピアノでの素材の叩き出し→手書きで譜面に起こすための製図机→パソコンでのスコアの入力&パートの打ち出し・・と一連の作業の流れがよりスムーズに。
こうなると、今まで書き溜めてきて未整理だったメモやデッサンの五線紙なども整理するし、結果として頭の中の思考も随分とまとまってくるもので、こいつは面白い。
ちなみにこの仕事部屋だけは、3匹のお猫さんたちは家族だけど立ち入り禁止区域。
ピアノやパソコンなどなどに毛玉が飛ぶから・・。
先住民?のインコくんは仕事場とはいえ自由に飛び回っていますけどね。
と、こういった部屋の模様替え、断捨離、整理は、あくまでも仕事の『外堀部分』だけれど、それでも次第に整ってくるに従い、それではと今度は中身を整理、断捨離していこうという気になってくるから面白いもんですね。
頭の中とピアノの周りに散らばっているメモの譜面、収拾がつかず、まとまらずに放り投げていた作曲中の曲の断片などについても、自動的に?と思えるほどに整然と並び変わってくるものらしく、こいつには驚きます。
最初はただの整理&気分転換♪〜のつもりが、だんだんと大掛かりになっての大改造となりました。
次回は、さらに細かい機材について、今回の改造の仕上げ&仕事の再スタートに当たって『魔法の杖』の役割をしてくれている『HHKB』のBluetooth Keyboard や譜面作成のソフトの導入について書こうと思っています。
どうぞお楽しみに・・・。
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